セラーガイド

2026 Coupangロケットグロース V2.0 — 5つの変更点とセラーの対応戦略

セラーガイド · Coupangロケットグロース

2026年1月1日から施行されたCoupangロケットグロース入庫ガイドV2.0は、単なるアップデートではなく、入庫運用の全工程を再整理した規定です。消費期限・韓国語表示事項・バーコード・パレット・返送まで、あらゆる段階がよりタイトになり、セラーにとっては運用負担が一段上がった格好です。RUNICが5つの変更点を整理し、セラーが選択できる3つの対応戦略もあわせて解説します。

変更点1. 消費期限・韓国語表示事項の義務化

食品・化粧品・健康機能食品など表示義務のあるカテゴリーは、消費期限と韓国語表示事項が明確に見えなければ入庫拒否となります。英文ラベルに韓国語ステッカーを別途貼付する方式は、貼付面の位置・視認性・文字サイズまで点検対象に入りました。

実際の現場で頻発する拒否事例:

1件でも表示不良が見つかると箱単位で返送処理されるため、入庫前段階での検品の重要性が大きく高まりました。

変更点2. バーコード規定の強化

Coupang独自のバーコード(SKUバーコード)を付与していない商品、またはGS1・EAN標準バーコードが視認性不足で読み取れない商品は入庫がブロックされます。特に次の項目が変わりました:

セラー自身で出力したラベルで運用していた場合は、バーコード標準の再整備が必要です。箱の外面・単品・まとめ単位まで一貫したバーコード体系を維持しなければなりません。同じ文脈で、B2B出荷検品インサイトにまとめた送り状・商品1:1のバーコードマッチングシステムが答えになり得ます。

変更点3. パレット入庫規定

パレット積載入庫は、単に「載せて送る」だけではなく標準規格に従う必要があります。

1パレットあたり何箱入るかの事前計算が必須です。箱のサイズとパレットへの積載可能数量は、RUNICパレット計算機で即座にご確認いただけます。

変更点4. 返送規定 — 再入庫 vs 廃棄の基準

V2.0では、返送事由と再入庫の可否がより明確になりました。単なる表示不良はラベル交換後に再入庫可能ですが、次の場合は事実上廃棄処理となります:

返送 → 再ラベリング → 再入庫の間に発生する運賃と検品コストはセラー負担です。返送1件の実際の損失額は、運賃1.5倍 + 検品 + 廃棄コストまで積み上がるため、事前検品で食い止める必要があります。

変更点5. 消費期限が迫った商品の入庫制限

カテゴリーごとに「残り消費期限が一定比率以上残っていなければ入庫を許可しない」という基準が強化されました。例えば一部の食品は、残り消費期限が全体の70%以上残っている必要があります。

この変更は単なる入庫拒否にとどまらず、セラーの在庫運用にも影響します:

この領域は、RUNIC独自の返品管理システムが扱うLOT・消費期限トラッキングと同じ流れです。システム的に事前点検ができてはじめて、返送損失を防げます。消費期限・FEFO・LOT管理をカテゴリーの観点からさらに深く見るには、化粧品・健康機能食品フルフィルメントガイドをご参照ください。

セラーが選択できる3つの対応戦略

V2.0の環境下で、セラーは運用方式を改めて決める必要があります。大きく3つの選択肢があります。

① ロケットグロースV2.0にフル準拠

バーコード・消費期限・韓国語表示・パレットまで自社標準化を完備し、自ら入庫運用します。社内に検品・ラベリング人員が十分にいるセラーに適しています。難点は、表示不良1件ごとに返送・再ラベリング・再入庫のコストがセラー負担になる点です。

② セラー配送へ切り替え

ロケットグロースから外れ、セラー自身による直接発送で運用します。入庫規定の負担はありませんが、Coupangの高速配送・無料返品などロケットグロースの露出メリットを手放すことになるため、売上への影響が大きくなります。

③ 外部3PL(RUNIC)の活用 + マーケットプレイス発送

バーコード標準化・LOTトラッキング・パレット積載などV2.0の核心的な要求事項を、自社システムで運用する3PLに委託します。ロケットグロースには一部の単品のみ入庫し、残りは一般のマーケットプレイスチャネルで発送するハイブリッド運用も可能です。

RUNICはV2.0の負担をどう吸収するか

RUNICは、V2.0の強化事項を自社開発システムの中で標準運用します:

RUNICのまとめ

V2.0は運用ディテールをしっかり押さえるセラーにとっては大きな変化ではないかもしれませんが、ラベル・バーコード・パレットを毎回自力で管理しきれないセラーにとっては、運用負担が大きく増えました。返送1件の実際の損失額と露出アルゴリズムへの影響を合わせて計算すると、外部3PLへの委託がコスト面でも合理的な選択になるケースが多くあります。

RUNICの金浦K-One Logis 4階フルフィルメントセンターは、約3,000坪の運営面積で、自社WMS・TMS・検品プログラムによりV2.0の要求事項を標準運用します。ロケットグロース + マーケットプレイスのハイブリッド運用が必要であれば、一度ご相談ください。

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